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銀行が貸し出すお金の金利(貸出金利)は、貸す相手やその条件によっても変わってきます。
例えば、同じオイルショックの後、日本の銀行はロンドンの銀行間のマーケット(ユーロインターバンクマーケット)で、ジャパンプレミアムと当時呼ばれた、日本の銀行だけに課される高い金利を払わなければ、お金を借りられない状態がしばらく続きました。
これは、石油がなくなって一番困るのは日本だという判断から、日本に対する信用が低下し、高い金利を払わざるを得なかったわけです。
現在でも、信用力の低い国は信用力の高い国に比べ、高い金利を払っています。
また、金利は経済活動の状況によっても変わってきます。
一般的に景気が良いときは金利は高くなり、景気が悪いときは金利は低くなります。
図1−3はその様子を表しています。
これは、景気が良くなると経済活動が活発になり、お金に対する需要が増え金利が上昇します。
逆に、景気が悪くなると、「物」、「人」、「お金」の動きが鈍くなり、結果的にお金に対する需要も低下し、金利は下がります。
一口に金利といってもいろいろな種類があります。
例えば、個人で預金をするときには、普通預金か定期預金になりますが、これらの預金は通常ある一定の期間同じ金利が付きますので固定金利と呼ばれます。
また、通常は債券を買うときにもクーポンという固定の金利が満期まで付いています。
例えば、長期信用銀行の発行する利付金融債の場合、満期5年であれば、購入時から5年間は同じ率のクーポンが付いています。
固定金利が満期まで金利が一定に保たれるのに対し、変動金利は.3ヵ月とか6ヵ月ごとに金利が見直される仕組みです。
具体的には、6ヵ月ものの金利を6ヵ月ごとに見直し、5年間金利のみを払い続け、満期に元金を返済するというような仕組みで使われます。
例えば変動金利でお金を借りる場合、3ヵ月または6ヵ月ごとに新しく借り替える方法もありますが、事務処理が煩雑すぎます。
そこで、通常は3ヵ月または6ヵ月の期間がスタートする直前に決めた、3ヵ月しまたは6ヵ月の金利に従って、3ヵ月または6ヵ月ごとに金利のみを支払い、元金は満期に返却するという方法が一般的です。
こうすれば、3ヵ月または6ヵ月ごとに元金を借り替える手間が省けます。
固定金利と変動金利の概念は後でスワップの部分でも基本的な概念として使われますので、そこでもう少し詳しくご説明します。
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